節分の豆まきの意味
子供がいるお宅では、節分の豆まきイベントを体験する機会が多いのではないでしょうか?わが家でも毎年、鬼のお面をかぶって「キャッキャ」して楽しんでいます。 さて今回、わが子がいい質問をしてくれましたので、「節分の豆まき」について、ちゃんと説明ができるように調べてみました。
節分の豆まきの意味
節分とは季節の分かれ目(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を示します。
1年に4回ありますが、昔は1年の始まりとされていた立春がもっとも尊ばれていました。 そして、季節の変わり目は、体調なども崩しやすく、邪気(鬼)が入りやすいと思われていたようです。
豆まきは、そんな厄や災難を祓うため、平安時代から「鬼を追い払う、大晦日の行事」として行われてきました。
敵が2体現れた!(ドラクエ風) pic.twitter.com/40GIEzq847
— けんちゃなよ (@tar0_o) February 3, 2019
なぜ?鬼は豆が嫌いなのか?
日本人は、農耕民族として、長い歴史をもっていて、五穀(米、麦、ひえ、あわ、豆)に霊力があると信じられていたようです。
この霊力によって、災いを祓い、鬼を退散する訳ですが、昔は米とか麦とかも使用していたようです。 今日、豆だけが投げられるようになったのは、おそらく、一番投げやすかったからなのでしょうか。
また、悪魔の目で「悪目(まめ)」、魔物を滅するための「魔滅(まめ)」という語呂合わせや、豆で鬼の目を潰しをし、災厄を逃れたという故事伝説が「豆まき」の始まりであったとか・・・実は鬼に豆を投げ上げて、恵んでなごませていたなど、色々な説があります。
なぜ?「歳の数だけ」豆を食べるのか?
鬼を退治した、邪気を祓った豆は、縁起の良い「福豆」に変身します。
ちなみに、豆まきの大豆は炒ったものになります。もし、拾い忘れた「生の豆」から、新たに邪悪な芽がでてきてしまうと縁起が悪いからだそうです。
厄除けを願って、この「福豆」を食べるのは、1粒を1年と考えて、歳の数だけ体内に福を取り入れることで、病気やケガなどなく、また新たな1年を過ごせるというお作法、おまじないです。
わが子へ「節分の豆まき」を説明するよ
大量のお菓子をGET
地域の豆まき大会に参加させて頂きました。 鬼退治もできましたし、沢山の戦利品、100万円もGETだぜ! こんなに贅沢に厄払いができて、今年は、幸運間違いなしだね。
お菓子の食べ過ぎには、注意しましょう
まとめ
昔からキャッキャ楽しんでいた豆まきですが、この行事のことを真剣に考えたのは、初めてでした。 あらためて慣わし等を勉強してみると、また違った感覚で、楽しむことができますね。
わが子がいい質問をしてくれたからこそ、勉強になりました。ありがと。そして、遅ればせながら、皆さまも、良い1年を迎えられますように。