家族旅行で車中泊をした経験が4回程あります。初めての時はドキドキしましたが、今は脱初心者の域にいると感じています。今回、そのやり方と、快適に過ごす為のコツをまとめてみました。
【GW】ゴールデンウィークだって、まだ間に合うよ
ゴールデンウィークに、大手旅行会社を利用した国内旅行を計画した場合、早めに予約できれば良いのですが、直前まで悩んでいると、価格設定が一段と高くなり、さらに空席や空室がなかったりと、計画するのに苦労するのではないでしょうか?
メリット
車中泊は、宿泊予約も、旅行先のプランも要りません。 お出かけの支度が整い次第、行先も気分次第で決めることができます。 更に家族でホテルに宿泊しようとすると、1人1泊軽く1万円程掛かりますので、宿泊代が浮くと、旅費の節約にもなります。浮いたお金で、観光や美味しい物を食べましょう。 「旅をしている」って気分も味わえて、子供が小さい内は、冒険っぽい、秘密基地を作る感じで記憶に残って楽しんでくれることでしょう。

デメリット
お財布に優しい車中泊ですが、やはり宿泊施設のベットの方が快適に過ごせます。例えば、長時間運転したり、停車する場所を探したり、寝床を作ったり・・・。女性がいる場合は、身支度もありますので、温泉や洗面施設など配慮しなければなりません。
ママは車中泊より、そこそこの良い食事と温泉があるホテルの方が好きそうですので、折り合いが大切です。

季節の考慮
僕たちは夏場、冬場の車中泊の経験はありません。 ゴールデンウィークの期間に限って言いますと、地域にもよりますが、暑くもなく寒くもなくで、車中泊で旅するには丁度よい季節ですね。
経験が無くて感覚的ですが、真夏は蚊などの虫や、車内が高温になったりしそうで、腰が引けてできていません。 どちらかと言うと、冬場の寒い時の方が、チャレンジし易そうですが、やはり落ち着いた季節(春や秋)がいいですね。

わが家のお宿は車中泊
わが家の車中泊のやり方をまとめておきます。参考程度に見て行って下さい。
車の種類は?
ホンダのフリードスパイク(2014年4月終了モデル)平らな床の、長さ2mを超える空間で、寝そべることができるアウトドアや、車中泊に適したインテリアになっています。
ゆったりではありませんが、家族3人、足を延ばして寝ることができます。
必要な物は?
必要性が高い物順に記載していきます。 その他、便利グッズがあればある程、快適に過せるでしょう。
品物 | 説明 |
---|---|
マット | 床が硬かったり、凸凹ゴツゴツしていては良い眠りができませんので、できるだけ良いものを選びましょう(重要) |
暖かい布団/寝袋 | 暑ければ脱げますが、寒いとキツイですので防寒できるものにして下さい(重要) |
カーテン/サンシェード | 車内の目隠しとして。意外と外の光(街路灯や朝日など)があると眠りが良くないです |
懐中電灯/ランタン | 夜中の車中は、真っ暗くなります |
シガー給電ができる充電器 | 携帯の充電を切らさないように注意しましょう |
コインランドリー | 長期で連泊する場合は、コインランドリーを利用するとよいでしょう。日数分の衣類や洗濯用品などがあると便利です。 |

やり方と、場所の探し方
車中泊をする場所ですが、基本的に許可の出るPA(パーキングエリア)、SA(サービスエリア)や道の駅はありません。 これらの駐車場は、短時間の休憩を想定したサービスだそうです。 ですので、邪魔にならないように、迷惑を掛けない様に、そーっと泊めさせてもらっていることを意識しましょう。「車中泊禁止」の張り紙のある駐車場はダメ絶対です。
場所の探し方
PA・SAか、もしくは、さびれていない道の駅を中心に探します。僕が愛用しています「みんなでつくる、車中泊マップ」をリンク、紹介します。https://syachuhaku.fxtec.info/MAP/a-rank.htm

旅行先の近くのSランク、もしくはAランクの泊められる場所を予め1~2か所決めておくと良いでしょう。 口コミで確認できますが、トイレ(洗面施設)は必ずありますし、良い場所では、長距離トラックドライバーさん用に、温泉施設が併用していたり、簡易宿泊施設があったり、無料のWifiがあったりして便利です。
注意していること
まず初めに、注意していることは、同乗者の体調です。 長時間の移動や、睡眠時の姿勢に無理があると、エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)になる可能性があります。 また寒くて、風邪を引てしまったりなど、予想外な出来事もあるでしょう。旅行にて健康を害してしまったら、本末転倒ですね。
また、良く眠れなかった時に、睡眠不足のまま運転すると危険ですので、直ぐお宿の手配をしましょう
次に、注意していることは、停留場の安全性です。 河川敷にいて、朝起きたら川の中にいたとか、命の危険があって最悪です。 マフラーが雪に埋もれたまま、エンジンをかけていたら、排ガス中毒になったというニュースもありました。 ちなみに僕たちは、アイドリングをしません。
なるべく、同じように車中泊をしている人や、キャンピングカーが停車している所の近くで場所取りをしましょう。 高速道路内のSA/PAを候補にする場合は、夕方暗くなる前にゲートインしておき、高速車の往来にも注意して下さい。
最後に、大型トラックの近くだったり、車両の出入りが激しい場所は、音がうるさいです。 街灯や照明がある所は、光が車内に差し込んで眠れません。 少しでも傾斜(頭を上にして)があると寝にくいです。 何泊か経験していくと、だんだん分かってくるでしょう。

おまけ
Carstay(カーステイ)| 快適な移動&感動体験を生みだす車旅アプリ
まだ使ったことはありませんが、Carstay株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:宮下晃樹)は2019年1月30日から、車中泊やテント泊向けに駐車場や空き地を貸し出すシェアリングサービス「Carstay」を稼働させています。
ユーザーは希望するスポットを検索・予約でき、クレジットカードで決済を行うようです。「車中泊保険」を付保することも可能ですので、上手に利用できれば、1番利口なのかと思いました。



まとめ
車中泊の利点、欠点はありますが、きっと楽しくワイワイ家族旅行ができることでしょう。マナー違反がないように、事故や怪我の無いように、楽しんでみて下さい。みなさんの参考になれば幸いです。