画像は「ま・あ・る」の公式ページより
ちびまる子ちゃんで有名な地、静岡県の清水駅前にあります、こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」に、わが子と初めて行ってきました。
子供たちがつくる町で、活動、体験することで、想像力を育む施設のようです。「いったい何ができるのか?」以前より気になっていましたので、半日参加させて頂きました。
こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」って?
静岡市が整備をし、(株)丹青社が運営している、未来の地域産業を担う人材を育てるための、こども体験施設です。イメージとしては、キッザニア「職業体験テーマパーク」を想像して頂くとわかり易いです。
「ま・あ・る」は「キッザニア」よりも、規模が小さいのですが、子供が主体となっていて、高学年のおにいちゃん、おねえちゃんたちが、店長やスタッフをしていました。

自分たちで考えたお店で商品をつくって、それを売ったり、ハローワークで見つけた仕事で、稼いだお金(疑似通貨)で買い物を楽しんだりしながら、社会や経済のしくみ、コミュニケーションを勉強できる場所に感じました。「ま・あ・る」公式ページ

そして、嬉しいことに、なんと!子供は丸1日遊んでも無料なのでした。
施設での遊び方・流れ(準備編)
わが子が遊び慣れるまでの流れを、一連にして紹介します。
① ます、はじめての子は、3階入り口付近にあります受付にて、市民登録をしましょう。用紙と鉛筆がありますので、お子様自身で記入するとよいでしょう!

② 受付が完了しますと、市民証と、おしごとノートがもらえました。高校生になるまで、この市民証は使えるとのことで、失くさない様に注意して下さい。


③ 受付のお姉さんが施設の簡単な説明をしてくれます。はじめてでしたので、初心者マークのシールを付けてもらいました。このシールがあれば、みんなが親切に教えてくれるとのことです。

④ 市民証のQRコードをかざしてゲート内に入ります。付き添いの大人の入場料は300円/日です。 ※ちなみにゲート内横の「まあるんボックス」にて、1日1回来場時にQRコードをかざすと、ポイントが貰えるようです。ポイントが貯まると何かいいこと?があるらしいです。

⑤ 入り口近くに、お仕事体験のやり方、決まり事の説明ビデオが、随時流れていますので親子で視聴しましょう、2~3分位です。

施設での遊び方・流れ(プレイ編)
基本的には、ハローワーク → おしごと → 銀行(疑似通貨をもらう) → お買い物 → ハローワークの繰り返しになります。
① ハローワークへ行って、順番に並んだ後、自分がやりたい、好きなお仕事を紹介してもらいます。 大人は、部屋の中に入れませんので、外で見守って下さい。

② どうやら、わが子は「食品サンプル屋」のおしごとをもらったようで、しっかりとサンプルを作っていました。上手にできたかな?


販売スタッフもやったようです。しばらく・・ぼーっとしていました(笑)おおよそ20分の業務でした。

③ おしごとの報酬として、銀行で疑似通貨を貰うことができます。おしごとノートに、食品サンプル屋さんの内容が記載されていました。

④ 頂いた「200まある」を使って、こどもバザールのお店でお買い物です。

雑貨屋さんで、ショッピングを楽しんでいるご様子です。
色々な商品がありますね、どこぞの子らが作ったものです。

わが子は、ママへのプレゼント用に、120まあるの「ネイル」を選びました。


⑤ お買い物が終わりましたら、また、お仕事を探しにハローワークへ行って、お仕事を探しましょう。
⑥ 余った「疑似通貨のまある」は、銀行に貯金、預けておくことができます。
気になったこと・補足
- 子供が主体の雰囲気があって、大人の手出し、口出しをしている人は、いませんでした。 大人のスタッフの方もいましたので、遠くからそっと見守ってあげましょう。
- わが子は、初心者シールの小学1年生で、1人での参加でしたので、周りの人に話しかけられず、もじもじしていましたが、高学年のお姉ちゃんがサポートしてくれて助かりました。

- ハローワークでは、お仕事が決まらないと、座っている時間が長くなってしまいますので、初めはとにかく何の仕事でも、引き受けるのが良いと思いました。
- 体験の内容は、小学1年生ですと限られるようで、小学3年~4年生くらいから、楽しいお仕事が、沢山出てくる様です。
- 施設内の飲食は、自由のようですが、ゴミ箱が設置されていませんので、ゴミは各自で持ち帰ります。 食事などの販売はありませんでしたが、持ち込みが可能ですので、お弁当など持ってくると、良いです。

- アクセスですが、清水駅西口より歩いて1分で行けます。車は、えじりあの駐車場が利用できますが、とても狭かったです。最初の20分が無料で、最大1,000円です(100円/20分)
まとめ
家に帰ってから、初めてのお仕事で、稼いだお金で、ママにネイルをプレゼントをしました。 ネイルは1爪分しかありませんでしたが、とても喜んでいました。感動の瞬間でした。
プレゼントしたわが子も誇らしげに、少しばかり鼻の穴が大きくなっていました。
学校では、あまり資本主義やお金のルールなどの勉強をしませんので、遊びながらいい体験ができたと思います。 また時間がありましたら、遊びに行かせてもらいます。