子供の頃から、神様に感謝を伝えたり祈願するのは、お正月の「初詣」で行うものだと思っていましたが、最近になって「年末詣で」または「師走詣で」というものも流行っていると耳にしました。 皆さんは知っていましたか?
参詣行事について
古くは年末年始における、年をまたいでの参詣行事「年籠もり」(としこもり)が原型になっているらしいです。
一家の大黒柱が、大晦日の晩~元日の朝にかけて、氏神様のもとに籠もり、詣でる習慣からきています。
12月(年末) | 【年末詣で】 | ||
12月31日(大晦日) | 除夜詣で【除夜の鐘】 | 【年籠もり】 | |
1月1日(元日の朝) | 【初詣】 | 元日詣で【初日の出】 | |
1月(正月) |
タイムテーブルを見て頂くと分かりますように、年末の前半部分が「年末詣で」を意味し、年明けの後半が「初詣」になっており、「初詣」自体も、明治以降に広まった、比較的新しい習慣のようです。
年末詣で
1年の締めくくりの12月末(冬至12月20日~12月30日まで)に参拝します。
① その年の1年間を振り替えやすく「神様にその年のお礼を、その年に伝える」ことができます。
② 神社も大掃除が行われ、しめ縄、しめ飾りが新調されています。社殿も綺麗で、自身の気分も浄化されやすいです。
③ そして、初詣の時のような混雑がなく、人も少ないので、子供や家族とゆっくり落ち着いて詣でることができます。
https://youtu.be/Yj26TbEjp9k
【年末詣で】をしている日清のどん兵衛の動画(0:30)です
除夜の鐘
大晦日(12月31日)から、ちょうど日付が変わり、新年を迎える深夜0時をまたいで鐘をつく行事です。
① 鐘をつく回数は108回で、心の乱れ(108個の煩悩)を祓うために行います。独特の音色が心に響きます。
初日の出
その年の最初の日の出(1月1日の朝)「初日の出」になります。
① 年神様が現れるおめでたい行事になります。 そしてお祈りをすると、その家族の元にやってきて、幸運をもたらしてくれると信じられています。
毎年、サッカー少年団のメンバーと一緒に「初日の出」と「初蹴り」を楽しんでいます。 みんな、眠い目をコスリこすりしての参加です。 きっと記憶にも、残ってくれることでしょう。
初詣
期間に決まりはないようです。
① その年に初めてお参りすれば、それが初詣であったり、正月の1日~3日までを「三が日」としたり、1日~15日までを「小正月」としたりして、地域や信仰している人の解釈によって違っています。
わが家の初詣は、毎年「おみくじ」を引きます。屋台や露店にて「綿菓子」や「だるまさん」などを購入したりして楽しんでいます。
まとめ
【年末詣で】ってご利益あるかなぁ?【除夜の鐘】or【初日の出】or【初詣】と、それぞれの行事がありましたが、皆さんはどうされますか?
「ツキを招く月見そば」でも食べながら、わが家は【年末詣で】からやってみようと思ったのでした。 どうぞ、皆さまにも良いツキがありますように♪