「インターネットって、こうゆう危険な事もあるんだね~」って、子供も興味をそそるテイストで、デジタルタトゥーについて考えてみます。
プリクラの「チャリで来た」から、有名Youtuber、アマゾンの創業者CEO(デジタル知識の高い人)ジェフ・ペゾス氏のスキャンダルまでを、ネットとの危険性を絡めて「ゆる~く」考察してみます。
1. 伝説のデジタルタトゥー!?「チャリで来た」
約10年程前に、有名画像として流行りました「チャリで来た」をご存知でしょうか? 中1の時に友達と取った「プリクラ」が、ネット上(2ちゃんねる掲示板)で面白ろ可笑しく、イジラレながら、拡散され、悲劇と奇跡を生んだ物語です。
奇跡のプリクラ画像
TV番組「激レアさんを連れてきた。」(2018年6月11日)では「自分の写真が、伝説のバカ画像として拡散された人」として放送されました。
激レアさんにチャリで来た人が出てるwww pic.twitter.com/rZjenO9rXd
— Анзу анмицу (@9x19_VSN) January 2, 2019
https://twitter.com/geki_rare/status/1005036800203677696
このプリクラは、当時の中高生にとって、イジリ易い箇所が2つあり「すごいバカにする対象」にされてしまったみたいです。
- 不良を意識したオラオラ感を出すものの、所詮中学生、自転車で移動している(笑)
- その自転車が恥ずかしいはずなのに「チャリで来た」ことを、誇らしげに書いてしまっている滑稽さ(笑)
拡散の経緯
スマホが普及していなくて、携帯電話(ガラケー)でネットにアクセスしていた頃の出来事です。
当時流行っていた「前略プロフィール」というSNSの中で、この4人組の友達の1人がアカウント画像に「チャリで来た」のプリクラを使っていました。
それを見つけた誰かが、勝手に2ちゃんねる掲示板に転載して、拡散してしまったのです。
その後、数々の悲劇(リンチ事件の犯人扱いなど)奇跡(GRAY版「チャリで来た」東京ドームコンサートなど)に遭遇し、10年後にはテレビ出演です。
当人達は何も悪いことをしておらず、ルールを守っていてもインターネットの不運なトラブルに巻き込まれてしまった1例でした。
2. おまえら、ユーチューバーなんかになるな!
日本一BAD評価の多い(笑)ヒール系Youtuber「シバター」さんが連載してくれています「おまえら、ユーチューバーなんかになるな!」において、インターネットの危険性について話してくれています。
日本一BAD評価の多い(笑) 人気YouTuber「シバター」さんが連載。
『おまえら、ユーチューバーなんかになるな!』
なるなる_φ(・_・ 面白いー
悪役YouTuber・シバター 連載第一回 https://t.co/tAOn1afa9G— けんちゃなよ (@tar0_o) February 13, 2019
想像を絶する、数々の嫌がらせを受ける
第4回連載にあります、彼が受けた嫌がらせです。 笑ってはいけないのですが(笑)・・・人気者になるほどに(顔バレしやすい)普通の人では耐えられない、プライベート環境になっていくようです。
- 町を歩けば必ず人から声をかけられる
- スマホで盗撮される、尾行される
- 家のポスト(コ〇ドーム)や車にイタズラされた
- 家に送られ続ける「着払い」の商品たち
- 家にパトカー・消防車・救急車がいっぺんに呼ばれる
- 殺害予告も・・・(1か月に1度のペース)
他にも、有名な「はじめしゃちょー」さんは、自分の家に400キロの牛糞!?(笑)が送られてきたとか・・・視聴者との距離が近いユーチューバーは大変そうですね。
もし、わが子が将来、本気でユーチューバーになりたいって言ったら、ちゃんと上記のことも話してあげたいなと思いました。
3. アマゾンの創業者・CEOジェフ・ペゾス氏
インターネットのスペシャリスト代表として、アマゾンの創業者・CEOジェフ・ペゾス氏を取り上げます。 彼は世界的企業のAmazonを創業し、デジタル知識が豊富で、先の先を読む、とても頭の良いCEOと思っています。 が、SNSやネットの罠に引っ掛かってしまいました。
#アマゾン CEO #ジェフベゾス はフェイクニュースの大御所タブロイド紙に「お前の浮気写真を公表されたくなかったらおまえが所有するワシントンポスト紙でアンチ政権記事を書くな」と脅されたと公表。浮気はいかんが #トランプ の味方の汚いやり方に堂々と戦う姿は偉い。https://t.co/OZqEtPsOys #USA
— アメリカ丸出し (@DiggingUSA) February 10, 2019
Amazonのジェフさんの卑猥なSNSでの不倫会話(一説によるとおち○ちん写真も流出)がタブロイド紙に出るというので、トランプ大統領が哀悼の意を表明。Amazonが買収したワシントンポストより、そのタブロイド紙ははるかに正確な報道機関であるとも…。 #今日の英会話 https://t.co/KKr7Jn9g1B
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) February 8, 2019
トランプ大統領、Amazon社、全米、全世界を巻き込んでの大スキャンダルに発展、離婚した元奥様が持つ大量株式の行方も気になるところです。
SNSで卑猥な「写真」流出からの脅迫
リベンジポ〇ノを含め、こうゆう写真・SNS会話絡みのニュースは多いですね。 それにしても、まさか浮気相手の親族からデータが流出していたとは・・・。 彼も少し、気が緩んでしまったのでしょうか?
おまけ(関連書籍・ドラマ)
デジタルタトゥーの事件簿
この本は、フィクション小説になります。
デジタルタトゥーの消し方
これまで他人事のように感じていましたが、明日は我が身の可能性は十分にあります。自分を守る方法を勉強しておきましょう。
NHK土曜ドラマ「デジタル・タトゥー」(2019年5月18日~)
【デジタル・タトゥー】
ネットに刻まれた悪意は、タトゥーのようにいつまでも消えない。
ヤメ検弁護士とユーチューバーがバディーを組み #デジタルタトゥー に苦しむ人々を救い出す。5月18日(土)スタート!【出演】高橋克実 瀬戸康史 唐田えりか 伊武雅刀 ほかhttps://t.co/2OrbDe3oTA
— NHKドラマ (@nhk_dramas) February 7, 2019
連続5回の放送です。 インターネットに疎い50代「ヤメ検弁護士」と、動画サイトで荒稼ぎする20代「ユーチューバー」がバディーを組み、デジタル・タトゥーに苦しむ人々と向き合い、救いだす姿を描くサスペンスです。
まとめ
これまでインターネットの恐さ、危険性を見てきましたが、逆に、これからの時代は、ネットが自分達を守る強力な武器にもなるって感じました。
自分や子供の周りでトラブル(いじめ・体罰など含)に巻き込まれそうな時は、ドライブレコーダーのように、とにかく写真、動画、音声などで記録する癖を付けたいです。