小学校低学年のわが子ですが、いつかは「スマホがほしい」って言うんだろうなぁーって思っています。 最近では、学校でも「インターネットのお作法」の勉強をするのでしょうか? たまに「悪ふざけ動画」が、ニュースになったりしていますが・・・
もしわが子が、ネット(スマホ)を使い始めるとしたら?を仮定して、パパ目線でまとめてみました。
デジタルタトゥーとは?
インターネット上に潜む危険の1つデジタルタトゥーですが、みなさんは意識しておられますか?
ネット上に投稿された「記録」は、半永久的に残り続けることを表す造語になります。まるで、タトゥーを後から消すのが困難なように・・・
この記録には、顔、位置、履歴(検索・観覧・視聴・購入)などの、さまざまな情報が含まれています。
特に全国的にバズったり、急速に拡散したデータは、本人の意図に反して複製・再投稿を繰り返して広まり、自らの意志では止めることができません。
インターネット上に「一生」残るSNSのお寒い動画
例えば、最近のニュースです。
セブンイレブン横浜高島台店のアルバイト店員が、おでんの白滝を口に入れて出したりするなどの不適切な動画を撮影しSNSに投稿。同社が謝罪しました。https://t.co/Bk1T6F3Eeg
— 毎日新聞 (@mainichi) February 9, 2019
昔から、このような悪ふざけはあったのでしょうが、インターネットで情報を介するだけで、奇行が全国ニュースになってしまいます。 おそらく本人たちは・・・
- 不適切な動画を仲間内だけで楽しんでいるつもりが
- 仲間の誰かが何気なく、ネット(SNSなど)にアップロードして
- 不特定多数の人に、予想外に拡散し初め、注目が集まってしまい
- 慌てて削除したが、時すでに遅し・・・
https://twitter.com/piro1302/status/1094386027295166465
最近では、たとえ顔出しなどしていなくても、もはやインターネット上の匿名性など無くなっているのでしょう。 知人が投稿した画像に自身の顔が掲載されてしまえば、顔認識(タグ付け)されて個人情報が大公開です。
元セブン店員の彼もすぐにネットの世界から、簡単に現実世界に出てしまい、これらデジタルタトゥーを背負って生きていかなければなりません。
日頃の自分や、他人の軽率な行動、なにげないネット利用も、気を付けなければ、人生を台無しにしてしまいかねません・・・。
自分や子供を守るために!
子供のスマートフォン利用状況
グラフは、内閣府「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」からの資料になります。
青少年のスマートフォン・携帯電話の所有・利用状況
小学生、中学生の2人に1人は、スマートフォンを持っているのですね・・・つまり何時でもSNSや、ネットに繋がることができます。
ネットに繋がることで、発生する危険性
すぐに思い浮かぶ、危険な事例をまとめてみました。
- 現実世界のプライベートが侵され、嫌がらせなどを受ける
- 書き込みやメールなどで、悪口やいじめ
- SNSなどに載せられた個人情報(写真・名前・住所・電話番号など)の流出
- ゲームやSNSで、誘い出しを受け、悪い人と出会う
- 無料ゲームからの意図しない高額請求
- 出会い系など、出会った人から嫌がらせや、性的被害、リベンジポルノ
- ショックを受けるような映像、暴力的、アダルト、有害情報
- なりすまし、仲間外れ、脅迫、依存、著作権違反、ウィルス
- オンラインショップ、パスワード流出、迷惑メールからのトラブル
- オンラインバンキング、不正送金
- GPS、監視、位置情報、Wifiセキュリティー・・・etc
インターネットは上手に使えばとても便利ですが、あまりトラブルに巻き込まれたくないですね。
わが家(パパ)の意見
わが子の場合は、インターネットに対する危険性が理解・想像ができれば、スマートフォンや、ネットを本人主導でやっても良いと思います。
ですが、危険性が分からないうちは、パパ、ママの環境下で、ゲームやYoutubeなどを利用させるつもりです。 これならば取り敢えず、被害者になる可能性は、多少あるかもしれませんが、加害者になる確率は減ると思います。
インターネットの入り口での指導は、親の責任です。
【ポイント1】
一番大事なことは、インターネットを使う「責任」を自覚させ、ネットの特徴やマナーや危険性の知識を身に着けさせる。
【ポイント2】
やはり慣れるまでは、家庭のルールを、作らなければならないでしょうね、子供成長と共に改良しながら・・・例えば・・・
- ネットに関わった行動は、パパ、ママも確認できるように(パスワードなど含)
- 名前や顔写真、学校名とか電話番号などプライバシー侵害されるようなことは書き込まない
- 友達とのメッセージ、SNSのお作法などに注意
- 現実世界で嫌なことは、ネットの世界でもやらない
- トラブルがあった時は言う
【ポイント3】
限界はあるかもしれませんが、ショックを受けるような映像、暴力的、アダルト、有害情報に触れさせないように「フィルタリング」機能を付けること
まとめ
このブログを運営しています僕も、気を付けなければなりません。意図していなくても、トラブルになってしまうケースも沢山あります。
ネットって昔に比べたら、マナーが向上しているのかもしれませんが、まだまだ無法地帯でですよね。 今回近い将来、わが子に上手に、レクチャーできるようにまとめてはみましたが・・・まだまだ自分自身も心配です。