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【この世界の片隅に】武田鉄也さんの「今朝の三枚おろし」より、毎日忙しく、息付く暇のない人に観てほしい

この世界の片隅に

画像はすべて「この世界の片隅に」公式ページより

 

僕が毎週欠かさずに聴いています「Podcast」音声配信アプリ「武田鉄也・今朝の三枚おろし」にて「この世界の片隅に」というアニメ映画が紹介されました。

 

武田鉄也さんがお話になった内容と、亡くなった「大ばぁば」が話していた戦時中の話しが何となくリンクして、僕の頭の片隅に「この映画を見てほしい」という声がずっと消えませんでしたので見ることにしました。

 

そしたら「めっちゃイイじゃん!」ってなりましたので紹介します。

ストーリー

ざっくり分類すると、主人公すずさんの生涯を追った、戦争ものの作品になります。

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

この世界の片隅に挿絵

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

この世界の片隅に挿絵

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

 

心に残ったシーン【ネタバレあり】

昭和20年にもなると、軍事基地がある呉にも度々空襲がきます。 すずは、晴美(義姉の径子の娘)を連れて義父のお見舞いに出かけるが、その帰り道でも空襲に遭遇します。

 

その時の難は避けることができましたが、防空壕を出てしばらくしてから、時限爆弾が爆発してしまいます。 晴美と手を繋いでいましたが、晴美は死んで、すずも絵を描くための大切な右手を失いました。

この世界の片隅に挿絵

径子からは「人殺し」となじられたり、実家の広島で原爆が落ちたり、終戦の玉音放送をラジオで聞いたりと、大切な人が亡くなって行く現実と、普通の生活が幸せという感覚を、すずを通して教えてもらえた気がします。

 

良かった所と良くなかった所

時限爆弾が爆発した場面などは、悲しいシーンではありますが、アニメで描かれているので、目を背けずに見ることができます。 また戦時中の怖さや、原爆という悲しい世界を押し付けてこず、作品全般が明るくて楽しいので良かったです。

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良くなかった所は無かったです、強いて言えば、良い所でもあるのですが、ストーリーの伏線の説明がないために、見終わった後に、意味の考察をしたくなってしまうことです。例えば・・・

  • 新婚初夜について、おばあちゃんから「傘」のアドバイスがあったが、どうゆう意味なのか?
  • 座敷わらしの正体は、遊郭で出会った「リン」なのか?
  • 幼馴染の「水原哲」と「周作」と「すず」納屋の一件?
  • 水平の「哲」は戦死していない?
  • 妹の「すみ」は原爆症?
  • 広島で拾われた「ヨーコ」とは?
  • 最初と最後に出てきた「バケモノ」の意味は?「鬼ィチャン」?

まだまだ、不思議な点がありまして・・・けんちゃなよは、この作品を3回も見てしましました。 上述の不思議な点について、詳しく知っている方がいられましたら、教えてほしいです。

この世界の片隅に挿絵

 

こんな人におすすめ

普段の何気ない生活を、すずを通して淡々と描かれていますが、その日常生活のかけがえのないものと気付かせてくれます。 どの世代もみんなにおすすめできる、作品ですが、毎日忙しく、息付く暇のない忙しい人や、ストレスを抱えている人や、現代のサラリーマンなど、特におすすめではないでしょうか。

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