先日「エネルギー技術に関わる」講演を聴講することができましたので、未来の電気について、簡単に妄想してみました。 5Gにおける4種の神器(AI、ロボティクス、IoT、それからブロックチェーン)技術などが利用できると、エネルギー分野も、これから便利な世の中になっていくでしょう!
※Youtubeにて【Future vision】と検索すると、世界のさまざまな企業が理想とする未来予想の動画を公開してくれています。ワクワクしながら見ることができて、面白いですよ(*´ω`*)
妄想「インフラ・ネットワーク」編
通信分野は「インフラ」「ハード」「コンテンツ」の各層で、それぞれ技術進歩してきましたので、エネルギー分野でも各層に分けて妄想していきます。
ワイヤレス給電
無線給電の技術も進化してきています。スマホ同士のバッテリーシェアは既に商品化されています。
更にこれからは、外出先でもいつでも自由に充電、電気が使えるようになるでしょう! コンセントがいらなくなるかもですね
Ossia社(アメリカ)製品名:Cotaより(2:48) https://www.ossia.com/cota/
ブロックチェーン(エネルギー分野にて)
ユーザー同士、個人間の電力取引に、ブロックチェーン技術を利用した仕組み作りも始まっています。 電気の取引データが効率的、安全に管理されるでしょう!
デジタルグリッド㈱ 電力取引サービス(4:25) https://www.digitalgrid.com/
AI、電気使用量のデータ分析
スマートメーターなど計測機器より、どの家電がどのくらい電気を使っているか?リアルタイムで詳細な分析(見える化)ができるようになるでしょう!

中部電力㈱カテエネより https://katene.chuden.jp/about01.html
妄想「ハード・ソフトウェア」編
電気自動車
オランダでは2025年までにEV以外の販売禁止の法案が提出、オランダでも2025年、イギリスでは2040年までにガソリン・ディーゼル車の販売禁止を目指しています。
電気自動車メーカーのテスラ社の2019年第2四半期の世界販売(納車)台数は、過去最高の9万5200台でした。

テスラ社(アメリカ)より https://www.tesla.com/jp
掃除機のダイソン、旭化成、ヤマダ電機などもEV事業へ参入を発表しており、近い将来、電気自動車の時代へと突入することは、間違いないでしょう!
Bright Side Japanさんより / 電気自動車のしくみ(11:47)
分散型発電/マイクログリッドの技術発展
エネルギー・ハーベスティング技術(小さなエネルギーを取り出して集めて活用)する技術や、取り組みが盛んになっています。

マイクログリッドには、色々な解釈がありますが、自ら構築した電力線と、電源から構築された自律的な電気供給網のことです。
㈱エナリスのコンセプトより(3:04) https://www.eneres.co.jp/
妄想「コンテンツ」編
ロボット・ドローンのサービス
コンテンツ(ロボットなど)の充実は、目に見えてわかり易いです、ワクワクしますね。きっと現在では、想像もつかないようなガジェットも出てくるでしょう!
Moley Robotics(ロンドン)ロボットキッチン(1:03) http://www.moley.com/
マッ怒ラボさんより 動物ロボット(10:01)
コンテンツの充実と共に、エネルギーの需要は拡大していくでしょう。エネルギー情報が資産になるという考え方も生まれるかもしれませんね!
「まとめ」と「参考図書」
近未来2025年の妄想
Bright Side Japanさんより / 私たちの住む世界は・・・(11:06)
Society5.0(内閣府)
「インフラ・ネットワーク」「ハード・ソフトウェア」「コンテンツ」編と見てきましたが、内閣府が提唱するSociety5.0は、自動で情報やエネルギーをやり取りする世界でしょう。
Society1.0(狩猟)➡2.0(農耕)➡3.0(工業)➡4.0(情報)➡5.0(新たな社会へ)
参考図書
今回参考にさせて頂いた「江田健二」さんの書籍です。リンクしておきます。

