身支度の道具は、すべてスタート地点の1番札所で揃えることができますが、どうしても、事前に遍路用品がほしいという方の為に、ネットで注文・購入できるようにリストアップしておきます。 最低限必要なものから、お金があったらほしいグッツまで順番に紹介していきます。 また、大体どのくらいお金が掛かりそうか?などにも参考にして下さい。お遍路出発までの仕方が気になる方は、準備編をご覧下さい。

最低限必要なもの
1. 納経帳(お遍路の場合は御朱印帳 → 納経帳と言います)
四国八十八カ所「専用」の納経帳は、あらかじめ1番札所から順番に各札所(お寺)毎に、墨書や朱印を書いて頂くページが示されているため、お参り中も便利ですし、結願後に見ても見やすいです。 好みもあるでしょうが、僕は大サイズのビニールカバー付がおすすめです。
2. 納札(おさめふだ)
納札は「願意」その他を記入し、本堂と大師堂に備え付けられてある「納札入れ」に入れます。88か所すべて巡拝するならば(88×2=176枚)必要です。 色は周回数によって決められていますので、初めての方は白い色の札を購入してください。
3. 白衣(はくえ)
白衣は、いつ行き倒れになっても良いという覚悟で着る白装束になります。 季節によって、袖あり、袖なし、サイズもS・M・Lとありますので、あわせて選んで下さい。
4. 輪袈裟(わげさ)
輪袈裟を身に着ける時は、表裏がありますので気にして下さい。金色から、赤、紺、青など様々な色彩がありますので、好きな色を選んで下さい。

●入門セット(すぐに揃えたい方)
ここで、まとめて便利なお遍路セットを紹介しておきます。お手軽に、短時間で、お得に必要なものが揃います。 ご自身のスタイルに合わせて、何点セットが良いのか選んで購入することもできます。
あったら便利なもの
5. 御影入(おみえいれ)
御朱印を頂いた後に、御影も頂けますので御影入に入れます。 最低限必要なものリストに入れようか迷いましたが、本当はあった方が良いと思います。 納経帳は持っていても、御影入は、購入し忘れやすいので注意しましょう。
6. 般若心経(はんにゃしんきょう)経本
僕はほとんど知識はありませんが、お遍路においては、札所でのお参りの中心となる「般若心経」です。262文字のお経として、ある程度はわきまえておくほうがいいかもです。
7. 線香
線香はご本堂で3本、大師堂で3本、使用します。88か所すべて巡拝するならば(88×3×2=528本)必要です。
8. ろうそく
ろうそくはご本堂で1本、大師堂で1本、使用します。88か所すべて巡拝するならば(88×2=176本)必要です。お遍路の巡拝用は、7cm高さのろうそくが良いです。
9. 風除け付ライター
雨・風が除けれるようなライターが良いでしょう。しょっちゅう火を付けますので、100円ライター1本ですとガス欠になりました。 2~3本予備を持っておくと良いです。
10. 山谷袋(さんやぶくろ)
上述の遍路用品は、すべて山谷袋にいれます。御朱印代300円やお賽銭、駐車場代など100円玉が重宝しますので、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
お金に余裕があれば、欲しいグッズ
11. 菅笠(すげがさ)
12. 金剛杖(こんごうづえ)
13. 脚絆(きゃはん)
14. 手甲(てこう)
15. お遍路ガイド・マップ
もっと巡拝グッズにこだわりたい人
僕は、利用したことがなくて申し訳ないのですが、巡拝用品の種類が豊富そうで、親切にして頂けそうなトータルサポートサイト「表装の詠智会」様を、最後にリンクしておきます。
出品数が沢山ありましたので、こだわりの1品が見つかるかもしれません。
