約2年前の、わが子が「アレルギー性紫斑病」だった時のことについて記したいと思います。 他のお子様と、わが子では状況が違うかもしれませんが1つの例として、わが家の備忘録として記憶を整理します。
もう完全に忘れとったよ
約2年前、わが子が年中さん(5歳)だった時のことです。 幼稚園でも数人「アレルギー性紫斑病」の園児がいたことがあって、内容を話さなくても病気のことを、先生は良く理解してくれていました。 紫斑病になった園児は全員、完治してるので心配ないとも話してくれました。
結論から言いますと「わが子」も完治しました。 病院で診断を受けてから、痛い・イタイの生活を送りましたが、小1年生(7歳)の今ではもう、病気のことなんて、さっぱり忘れてしまう程、飛び跳ねております。
ただ、闘病中の約4,5か月間は、息子も痛がるし、歩けないし、先の見えないトンネル内にいるようで、あの時は辛かったですね。
小児のアレルギー性紫斑病って・・・?
足に、赤紫色の斑点がポツポツと出ているのをママが発見しました。「虫刺され」にとても良く似ていたので、あまり気にしませんでしたが・・・
次第に、斑点が足全体に広がり、痛がり始めた為、病院へ行ったのでした。
病名は、小児の「アレルギー性紫斑病」でした。 紫斑というのは、内出血によるアザのことで、何かのアレルギー反応によって、毛細血管で炎症が起こって、色々な症状を引き起こす病気のようです。体を守る免疫システムの一つのIgAという種類の抗体と関連のある疾患とのことです。
わが子の場合は、ちょっとの発熱と腹痛、手のムクミなどもありましたが、主に歩けない位の関節痛、足の痛みが強かったです。
子供の病気の思い出
まず心配だったのが、はっきりとした原因がわからないことです、治療も特になかったです。 家の中で安静にし、自然治癒をはかるとのことでした。
腎臓には負担がかかるらしく、1~2%は腎不全になる可能性があるとのことで、病院では常に尿検査をしていました。
自分でもネットや本で病気のことを調べました。 数週間から数か月で、次第に良くなると書いてありましたが、実際に1か月・2か月・・3カ月・・・と経過していくにつれ、いったい何時になったら治るのか?というストレスがありました。
好奇心の強い、5歳の男の子でしたので、症状が和らいだ時にじっとしていられなく、はしゃいだり、走ったりします。 すると次の日にはもう、アザが増えていて、歩けない位に痛がります。
ですので、キツイ靴下はなるべく履かないように、移動は常に「おんぶ」です。 気分転換に外にお出かけする時も、必ず「おんぶ」で、歩かせませんでした。
あの時は、沢山おんぶしたっけねーって、今では良い思い出になっています。
ダメ絶対っ!動かず安静に!
幼稚園に行けるようになって、しばらく運動制限を経て、次第に自然と紫斑の具合が減少していきました。 それから半年後の血液検査、尿検査が良好で完治に至りました。
やはり、病状が酷い時は、DVDやおもちゃなどで興味をとりつつ「絶対動かず安静に」を心掛けたのが良かったように思います。
小児科の主治医の先生が良い方で、安心して相談ができる雰囲気も、幸運に恵まれたと感じています。
症状が悪化して入院する子もいますので、状況も原因も、人それぞれ違うと思いますが、僕の知る限りでは、みんな完治して以後良好です。 突然病気になって、原因不明で不安な気持ちも分かりますが、出口はありましたので、どうがお大事にしてください。
まとめ
現在では、スイミングスクールで水泳をやり、サッカーの少年団で汗をながし、運動会では1位を取って、リレーの選手にも選ばれました。
皆勤賞で、最近は風邪も引いていませんので、アレルギー性紫斑病のことなんて、すっかり忘れて過ごしています。 ですので、体が不自由だった時を忘れないように、健康に過ごせることに感謝して、今回記事に致しました。