けんちゃなよが選んだマイカー遍路は、移動が容易にできるため、ゆったりと「お遍路さん」を楽しめる事ができます。
巡礼プランは立てませんでした。実際、プラン通りにお参りができない時もあるからです。前日に宿泊先さえ確保できていれば、焦ることもなく巡礼の旅が楽しめます。ついでに名産品を堪能したり、余った時間を利用して、観光地に立ち寄る事もできますよ。
Part1ポケット旅行記の公開
僕が愛用しています「Iphoneアプリ」で、本記事と同様の旅路を公開しています。下記リンクアドレスを観覧して頂いてもいいですよ。
http://travelboard.sakura.ne.jp/map.php?id=17309
このアプリについて詳しく知りたい方は通ったルートを自動で記録 「ポケット旅行記」の使い方をご覧下さい。
鳴門の渦潮に魅せられて
阿波踊り会館(1日目)
まずは、阿波踊り会館からです。掛け声は「やっとさー、やっとやっと!」写真はロウ人形です。実演踊りも拝見しました。 お昼は地元で有名らしい「いたのや」の徳島ラーメン600円です。
鳴門の渦潮
「白衣(はくえ)」と「輪袈裟(わげさ)」を揃えました。時間が余りましたので大鳴門橋と渦潮の遊覧船です。 干満、月太陽、潮の流れ、海底地形、地球の自転などが原因で渦が出来るみたいです。6時間毎に、渦が逆回転するそうですょ。
第1番 霊山寺(2日目)
1番さんとして親しまれる発祥の寺。お遍路さんのお作法も勉強し、いざ出発!のんびり行こうと思います。
第2番 極楽寺
安産大使として、人気が高い寺です。
第3番 金泉寺
弘法大師が井戸を掘ったところ、霊水が湧き出たということです。そして、この井戸にて水面に自分の姿が映ると、長生きできるとかで、試した所。。。超男前の顔が映りました。
第4番 大日寺
弘法大師が刻んだ、大日如来が安置されていると考えられています。
第5番 地蔵寺
甲冑をつけ、馬にまたがる将軍地蔵菩薩があるようです。源義経や蜂須賀家から篤く信仰されていたみたいです。
第6番 安楽寺
万病に特効がある温泉が湧き出したという安楽寺谷に、弘法大師が薬師如来を刻みました。近くに「天然温泉」があるようです。
第7番 十楽寺
生老病死などの8つの苦しみを除き、極楽浄土の10の楽しみを得られるように、十楽寺!
御所の郷「温泉」
ぬるぬるの温泉で復活です。歩き遍路さん、仙人みたいなおじいさんを見かけました。きっと、この温泉で体を癒すことでしょう。
第8番 熊谷寺(3日目)
今朝は暑くもなく、とても快適です。写真は1774年建立の多宝塔です。
第9番 法輪寺
のどかな田園の中にあるので「田中の法輪さん」と呼ばれているそうです。歩き遍路さんのための看板「道しるべ」写してみました。
第10番 切幡寺
きたぁー、山門から、遍路泣かせの333段の階段!!最近は運動不足なため、足が…ガクブルです。
第11番 藤井寺
長曽我部氏など、2度の火災にあっていて、本堂は3代目となっています。この先には「遍路ころがしの峠越え」が待っております。
遍路ころがしの峠越え!
果ては地獄か極楽か!今はバスや車で楽に行けますが、ここから歩き遍路さんの苦行が始まります。ここより本格的な山道に入って行きますよ。
第12番 焼山寺(標高938m)
山頂までの道幅狭く、車で来るのも大変でした。歩き遍路さんは、1日掛りではないでしょうか?凄まじすぎる!焼山寺は、火を噴く大蛇を岩窟に封じ込めた場所です。
第13番 大日寺
大日如来のお告げによって建立したお寺です。
第14番 常楽寺
流水岩、自然の岩盤の上に建っています。
あららぎ大使
釈迦入滅から、56億7000万年後にこの世に現れ衆生を救う。あららぎ大使です。木の股に置かれ、にっこり可愛らしい石のお地蔵さんです。
第15番 国分寺
ここもまた、長曽我部氏さん兵火にて一度焼かれちゃったみたいです。
第16番 観音寺
ここの地蔵尊は、夜泣き地蔵と呼ばれ、子供の夜泣きや、寝付きの悪い人にご利益があるとか。
第17番 井戸寺
地を突いて清水を湧き出させた「面影の井戸」があります。朱塗りの仁王門は、蜂須賀家の殿様が寄進したといいます。
面影の井戸
井戸を覗いて顔が映れば、無病息災。映らなければ、3年以内に不幸が訪れるとか。夕方、薄暗くなってきたので、映るかなぁ? 覗いたよ…中に超イケメンがいました!
第18番 恩山寺(4日目)
弘法大師像です。今朝は晴天なり。気持ちが良いです。
第19番 立江寺
邪心を持つ者は、必ず罰を受け、先には進めないとされる場所になります。病気、事故なく、ここまで無事来れました。
第20番 鶴林寺(阿波の3難所)
歩くと山頂まで、約4キロの急勾配の山道があります。2羽の白鶴が守る黄金地蔵が納められています。
お鶴さん☆
お願いすると「白衣(はくえ)」に「鶴さん」の御朱印が貰えます。また旅の後ほど「亀さん」も出てきます。
Part1のまとめ
第20番札所まで、約302.2kmでした。 時間に縛られることなく、僕は癒しの旅を続けることが出来ました。とても清々しく楽しくて、スイスイと順調に歩みを進めていました。20番札所当たりで若干疲れが出てくる頃合いですかね。 まだまだ旅の序盤です!